ホームベース対7シフト:比較概要 HR自動化

Homebase と 7shifts: この比較で扱う内容
Homebase が目指すのは人事部門の代わりになることです。7shifts が目指すのはシフト管理の頭脳になることです。機能一覧で見ると重なりは大きく見えますが、この2つのプラットフォームが解決しようとしている課題は根本的に異なります。
このページでは料金、無料プラン、それぞれの製品が本当に強い領域、そして宣伝が実態を上回っている部分を確認します。業種に縛られないシフト管理を求めるチーム向けに、Shifton も取り上げます。
Homebase の概要
Homebase は勤怠打刻アプリとして始まり、シフト作成、採用、オンボーディング、人事コンプライアンス、給与計算へと機能を広げてきました。狙いは明確で、時給スタッフを抱える小規模な店舗型ビジネスに必要なものを1つのプラットフォームにまとめることです。
料金は拠点ごとの課金です。無料の Basic プランは1拠点、従業員10人までが対象で、使えるのはシフト作成と勤怠管理だけです。Essentials では $24/月 でメッセージ機能と評価管理が加わります。Plus は $56/月 で人件費の管理機能が使えるようになります。$96/月 の All-in-One では人事アドバイザーへの相談とコンプライアンス関連の届出が追加されます。給与計算は常に追加オプションで、$39/月 に加えて従業員1人あたり $6 がかかります。
Homebase が際立つのは採用です。求人は Indeed、ZipRecruiter、Google Jobs に配信されます。応募者管理、内定通知書、オンボーディングのチェックリストも標準搭載です。月に5人を採用する小売店なら、この仕組みで実際に何時間も節約できます。Capterra の評価は平均 4.6/5 で、不満は自動シフト作成の精度とプッシュ通知の不安定さに集中しています。
7shifts の概要
7shifts が手がけるのは1つだけ、飲食店の人員管理です。チップの配分から人件費予測、店長の業務日誌まで、あらゆる機能は飲食店の運営者が求めたから存在します。小売や医療、建設業に対応するふりはしません。
その姿勢は無料プランにも表れています。従業員30人、1拠点で、シフト作成、勤怠打刻、メッセージ、勤務可能時間の管理、基本的なチップ管理まで使えます。この分野でこれほど手厚い無料プランを出している競合は他にありません。有料プランは $39.99/月 (Essentials) から始まり、従業員数無制限と1人あたり $6 の給与計算が付く $134.99/月 (Premium) まで用意されています。
Pro と Premium の自動シフト作成機能は、POS の売上データを取り込み、従業員の資格情報と照合し、地域の労働法への適合まで考慮して各シフト表を生成します。ランチとディナーで 40+ 名のスタッフを回すフルサービスの飲食店にとって、この水準の自動化に相当するものは Homebase にはありません。主要なレビューサイトでの満足度は 94% です。
Homebase と 7shifts の料金比較
Homebase は拠点単位で課金します。Plus プランの小売店1店舗なら $56/月 で、従業員は無制限に追加できます。5拠点のチェーンでは同じプランで $280/月 になります。
7shifts も拠点単位の課金ですが、下位プランには従業員数の上限があります。Comp と Essentials は30人、Pro は60人です。従業員25人の単店舗なら無料で始められます。ただし従業員が35人になると、$79.99/月 の The Works に移らざるを得ません。
1拠点、スタッフ20人の飲食店であれば、7shifts の無料プランで必要なものはひと通りそろいます。Homebase の無料プランは従業員10人までなので、$24/月 の Essentials が必要になります。飲食以外の業種では、7shifts がそもそも対応していないため Homebase が明らかに有力です。
シフト作成と人員管理
どちらのプラットフォームもドラッグアンドドロップでのシフト作成とシフト交換に対応しています。差が出るのは賢さの部分です。
7shifts は飲食店特有のデータを軸にシフトを組み立てます。POS 連携から得られる売上予測、人件費の目標値、従業員の資格 (食品衛生、酒類提供)、そして地域の労働法への適合です。Pro と Premium の自動シフト作成機能は、これらすべてを自動的に織り込んだシフト表を出力します。
Homebase の自動シフト作成は勤務可能時間と残業ルールには対応しますが、売上予測とは連動しません。人員配置のパターンが読みやすい小売店なら、これで十分です。火曜のランチのピークに夜の倍の人手が必要になるような飲食店では、7shifts のほうが実用的な自動化を提供します。
独自機能: チップ、採用、給与計算
7shifts はチップの配分を標準機能として備えており、勤務時間や役割、独自ルールに基づいて分配できます。チップの分配が毎日の作業になっている飲食店では、表計算での計算がなくなります。Homebase はチップの記録はできますが、プール管理や分配までは行いません。
Homebase には採用の一連の流れがそろっています。Indeed、ZipRecruiter、Google Jobs への求人掲載、応募者の進捗管理、内定通知書の送付、オンボーディングのチェックリスト運用まで可能です。7shifts に採用向けの機能は一切ありません。
給与計算はどちらも用意していますが、いずれも追加オプションです。Homebase の給与計算はすべてのプランで利用できます。7shifts の給与計算は Premium のみです。どちらも基本料金には給与計算を含みません。
連携と周辺エコシステム
Homebase は Square、Clover、Shopify、Toast、Lightspeed の POS システムと標準で連携します。給与計算のオプションは勤怠データと直接つながります。求人は Indeed、ZipRecruiter、Google Jobs に配信されます。1拠点の小売店や飲食店であれば、外部のミドルウェアなしで必要な連携はひと通りそろいます。
7shifts は連携先を飲食店向けの構成に絞っています。POS データは Toast、Square、Lightspeed、Revel、給与データの書き出しは ADP、Gusto、Paychex です。POS 連携は飾りではなく、実際の売上データを人件費予測と自動シフト作成に流し込みます。無料の Comp プランでは POS 連携が使えないため、シフト作成の賢さを活かしきれません。
Homebase の代替、7shifts の代替として Shifton を検討する理由
Homebase は機能をプラン階層の裏に置いています。7shifts は機能をプラン階層に加えて従業員数の上限でも制限します。どちらも拠点ごとの課金です。複数拠点にまたがる事業や、複数業種にまたがる事業では、料金の計算が合わなくなります。
Shifton はどのプランでもすべての機能を利用できます。シフト作成、勤怠管理、タスク管理、レポートまで含まれます。拠点ごとの追加料金はありません。無料プランは10ユーザーまで対応し、有料プランは 30日間 の試用から始められます。40+ の言語に対応し、100+ の業種で使われているため、飲食専用や小売専用の運用に縛られることはありません。
業種に縛られないシンプルなシフト管理を求めるチームにとって、Shifton の料金は透明で、拠点数やプラン階層ではなく人数に応じて増えていきます。
どちらを選ぶべきか
Homebase が向いているのは、定期的に採用があり、給与計算も同じ場所でまとめたい小規模な小売業やサービス業です。離職率が高く、専任の人事担当がいない場合、採用の仕組みと人事アドバイザーへの相談は実際に効いてきます。
飲食店なら答えは 7shifts です。チップの配分、POS 起点の人件費予測、飲食関連の法令に沿ったコンプライアンスで、これに並ぶ製品はありません。従業員30人まで使える無料プランだけでも、まず試す価値があります。
小売にも飲食にもきれいに当てはまらない事業や、拠点単位の課金が構造上不利になる事業では、Shifton を試す価値があります。10ユーザーまで無料で全機能が使え、有料プランには 30日間 の試用が付き、40+ の言語で提供され、100+ の業種で利用されています。料金はユーザー単位の1種類のみで、拠点数による倍率も、機能ごとの階層もありません。
まとめ
人件費予測、チップ管理、POS 起点のシフト作成が必要な飲食店には 7shifts が最適です。従業員30人まで無料というプランはなかなか超えられません。
採用、オンボーディング、人事コンプライアンスを1つのプラットフォームでまかないたい飲食以外の小規模事業、とくに1拠点の事業には Homebase のほうが向いています。
拠点ごとの費用や機能制限なしにすべてを使いたいチームには Shifton が合います。とくに Homebase も 7shifts も費用がかさむか制約が出てくる、多拠点や複数業種の事業に向いています。
どちらの選択肢も条件を満たしきれないなら、Shifton を見てみる価値があります。10ユーザーまで無料で、シフト作成、勤怠管理、タスク管理、レポートまですべての機能が含まれます。有料プランには 30日間 の試用が付きます。40+ の言語に対応し、100+ の業種で使われています。拠点ごとの費用も、機能制限も、隠れたコストもありません。


