2026年にBambooHRの代替ツールを探すチームが増えている理由
BambooHRは料金を公開しています。従業員が25名を超えると、Coreは1人あたり月額10ドル、Proは17ドル、Eliteは25ドルです。25名以下の会社は人数にかかわらず、月額250ドル、425ドル、650ドルの定額になります。ところが、どのプランにもシフト管理と勤怠管理は入っていません。どちらも別売りのTime & Attendanceアドオンにあり、給与計算もさらに別のアドオンです。そして料金ページには、そのどちらの金額も載っていません。
オフィス勤務の月給制チームなら、これは公平な取引です。
ところが、小売、医療、物流、ホスピタリティのようにシフトで動く事業では、居心地が悪くなります。パートや季節スタッフを1人雇うたびに従業員あたりの請求額が増えるのに、その人たちに必要なシフト管理は相変わらず追加料金のままです。BambooHRの代替ツールが探される理由はここにあります。求められているのは同じ製品の安い版ではなく、チームの実際の働き方に合わせて作られたHRソフトです。もっと広く比べたい場合は、中小企業向けHRソフトのおすすめで、人数の少ない会社向けにこうしたツールを整理しています。
おすすめ3選
取り上げたツールは7つです。読む時間が3つ分しかないなら、まずこの3つをどうぞ。
Homebase
1拠点・従業員10名までなら無料です。有料プランは人数ではなく、拠点ごとに課金されます。
Zoho People
このページで確認できた中で、ユーザー単価がいちばん低いツールです。Essential HRは年払いで1ユーザーあたり月額1.25ドルです。
信頼できる理由
Shiftonは私たち自身の製品で、ランキングでも1位に置きました。途中で気づかれるより、最初にお伝えしておくほうがいいと考えています。
料金と上限は、2026年10月20日に各ベンダーの料金ページで確認しました。Ripplingの料金ページに載っているのは開始料金(従業員1人あたり月額8ドルに月額の基本料金)と見積もりフォームだけなので、この記事ではRipplingの総額は掲載していません。
BambooHRの代替ツールを一覧で比較
乗り換えで手放すものが見えるように、最初の行にBambooHRを置きました。料金は米ドルで、課金の単位は各ベンダーの表記に従っています。
| ツール | 無料プラン | 料金(から) | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| BambooHR(参考) | なし | 従業員1人あたり月額10ドル(Core、25名超の場合)、25名以下は月額250ドルの定額。シフト管理は別売りのアドオン | 月給制のオフィスチームのHR記録 |
| Shifton | 従業員10名まで | チームが10名を超えると全従業員が1人あたり月額1ドル、モジュールは0.50ドルから5ドル。年払いなら20%お得 | シフト制のチームとシフト管理 |
| Rippling | 非公開 | 従業員1人あたり月額8ドルから+基本料金、総額は個別見積もり | HR、IT、給与計算を1つのシステムで |
| Gusto | 記載なし | 月額49ドル + 1人あたり6ドル(Simpleプラン) | 給与計算を軸にした米国のチーム |
| Zoho People | 5ユーザーまで | 年払いで1ユーザーあたり月額1.25ドル(月払いは1.50ドル) | 低コストの基本HRと休暇管理 |
| Homebase | 1拠点、従業員10名まで | 年払いで1拠点あたり月額24ドル(月払いは30ドル) | 1拠点で働く時給制のチーム |
| Lattice | なし | Performanceは1シートあたり月額10ドル | 人事評価と人材育成 |
| Namely | なし(トライアルの代わりにガイド付きツアー) | 従業員1人あたり月額9ドル(Namely Now)、それ以外のパッケージは見積もり | 福利厚生とコンプライアンスの負担が大きいミッドマーケットのHR |
Namelyのページで公開されている金額は1つだけで、Namely Nowより上のパッケージはすべて見積もりです。Ripplingは開始料金(従業員1人あたり月額8ドルに基本料金)だけを公開しており、残りは依頼に応じて見積もりを出します。
BambooHRの代替ツールで確かめたいこと
BambooHRを離れる理由は、たいてい次の3つのどれかです。従業員あたりの単価が人数の増加に合わない。シフト管理が追加料金になる。連携先が、すでに使っている給与計算や勤怠のツールまで届かない。
最初に確かめるのは、シフト管理と勤怠管理が標準機能かどうかです。多くのHRシステムは両方を機能一覧に載せながら、実際の作業はパートナーアプリや有料アドオンに任せています。退勤から給与計算へ残業時間を流したいときに、途中でCSVの書き出しが挟まるかどうかで、手間はまるで変わります。BambooHR自身がその例で、シフト管理はあるものの、Time & Attendanceアドオンの中だけです。そのアドオンの金額は料金ページになく、営業との通話で初めて分かります。
2つ目の基準は、スマートフォンから使えるかどうかです。従業員が机の前にいないなら、スマートフォンでシフトを見て、そこから打刻し、上司に電話せずに休暇を申請できなければなりません。
そのうえで、料金の単位を読みます。従業員単位、ユーザー単位、シート単位、拠点単位は、機能比較の表では似て見えますが、スタッフが60人になると挙動がまったく違います。拠点単位は、忙しい1拠点に有利です。従業員単位は、小さなチームに有利です。BambooHRの25名以下で月額250ドルのような小規模チーム向けの定額は、人数がどれだけ少なくても下限として残ります。
2026年に検討したいBambooHRの競合7社
Shifton
事業がシフトで動いているなら、Shiftonはまさにそのために作られています。BambooHRがオフィスワーカーの基本的なHR記録を軸にしているのに対し、Shiftonはシフトの組み方がすべてを左右する事業向けに、チーム管理とシフト管理を軸に据えています。

管理者はドラッグ&ドロップのビルダーでシフト表を作って公開できます。残業管理は公開前に残業を知らせてくれるので、問題が見つかるのは土曜の朝ではなく火曜の午後です。従業員はスマートフォンで変更を確認し、アプリからシフト交換を申請できます。休暇の申請は、有料の休暇申請モジュールで扱います。
有料の出勤管理モジュール(従業員1人あたり月額1ドル、最大60日間のトライアル付き)を使うと、シフトと休憩の実際の出勤・退勤時刻が記録されます。多くのシフト管理ツールでは期末にタイムシートを追いかける作業が残りますが、それがなくなります。出勤の記録も、二度目の入力ではなく、現場で実際に起きたことから作られます。BambooHRは従業員の記録から始まり、シフト管理をアドオンとして売っています。Shiftonが始めるのはシフトです。誰が、いつ、どこで働くのか。
多言語のチームには、40言語のインターフェースを用意しています。
料金:無料プランは、有料モジュールをオンにしていない間、期限なしで従業員10名までのチームが使えます。チームが10名を超えるか、いずれかのモジュールをオンにすると、基本料金は全従業員が1人あたり月額1ドルになり、有料モジュールは従業員1人あたり月額0.50ドルから5ドルです。各モジュールは最大60日間(GPSによる勤務場所の管理は10日間)無料で試せて、年払いにすると月払いより20%安くなります。
弱い点:Shiftonはワークフォース管理のプラットフォームで、フルのHRISではありません。福利厚生の管理機能はなく、GPSによる勤務場所の管理は従業員1人あたり月額5ドルの有料モジュールです。福利厚生の加入手続きやHR記録が主な目的の会社は、別のシステムも必要になります。
アドオンではないシフト管理
シフト表づくりと、予算に対する人件費の確認を1か所で。従業員10名までのチームは無料です。勤務時間の記録には、有料の出勤管理モジュールが必要です。
Rippling
Ripplingは、このカテゴリのほとんどの製品より広い範囲を扱います。HR、ITのアカウント準備、給与計算を1つの自動化されたシステムにつなぎ、急成長中の会社を主な顧客に想定しています。

新しい社員が入社すると、Ripplingは1本のオンボーディングの流れとして、メールアカウントの作成、ノートパソコンの手配、給与計算への登録、適切な福利厚生プランへの加入までを進められます。米国外の給与計算にも対応しており、国境をまたいでスタッフを抱える会社でも使えるHRシステムは多くありません。PEOの選択肢もあり、小さな会社は自前のHR部門を作らなくても、まとめて契約された福利厚生を利用できます。
考え方はBambooHRと違います。BambooHRは人の記録が先で、Ripplingは業務の自動化が先です。
料金:従業員1人あたり月額8ドルから、別途基本料金がかかり、総額は個別見積もりです。費用は組み合わせる製品によって変わるため、すべてのモジュールを明記した書面の見積もりを依頼してください。
弱い点:導入にかかる時間と費用です。専任のHR担当もIT担当もいない小さなチームは、まだ使わない機能の分まで払うことになりがちで、開始料金のほかに計画の基準にできる公開価格表もありません。
Gusto
BambooHRの代替としてのGustoの主張は単純です。給与計算が中心にあり、アドオンではありません。組織図よりも税務コンプライアンスと口座振込の正確さが優先される米国のチームにとって、このリストでいちばん的が絞られたHRプラットフォームです。

連邦・州・地方の税の申告、新規雇用の届出、W-2と1099の書類、口座振込、賞与や修正のための臨時の給与計算が、製品の中心です。HRの層には、オンボーディングのチェックリスト、内定通知書のテンプレート、休暇の管理に加えて、従業員が健康保険プランを比べて選べる福利厚生モジュールがあります。業務委託者への支払いも従業員の給与計算と並べて処理できるため、雇用形態が混在する職場に向いています。
料金:Simpleは月額49ドルに1人あたり6ドル、Plusは80ドルに12ドル、Premiumは180ドルに22ドルで、契約の縛りはありません。基本料金と1人あたりの料金は、どちらも請求額に響くので、合わせて確認してください。
弱い点:従業員の給与計算は米国向けに作られているので、他の国で雇用するスタッフには別のプロバイダーが要ります。シフト管理もGustoの得意分野ではなく(Plusに含まれるか、アドオンで利用できます)、シフト表が中心のチームは、専用のシフト管理ツールが必要になることもあります。
Zoho People
BambooHRの料金が、実際に使う機能に見合っていないと感じるなら、Zoho Peopleは筋が通ります。このページで確認できた中で、ユーザー単価がいちばん低いツールです。

無料版は、従業員データベース、休暇管理、休暇計画、書類の保管が5ユーザーまで使えます。Essential HRは年払いで1ユーザーあたり月額1.25ドル(月払いは1.50ドル)で、オンボーディング、HRレポート、AIボットのZiaが加わります。Professionalは年払いで1ユーザーあたり月額2ドル(月払いは2.50ドル)で、ここから勤怠、タイムシート、シフト表の管理が入ってきます。Premiumは年払いで1ユーザーあたり月額3ドルで、人事評価と報酬管理が加わります。有料プランには30日間の無料トライアルがあります。
Zoho Peopleが力を発揮するのは、Zohoの製品群の中です。ほかのZohoアプリとはほとんど設定なしでつながりますが、他社製品で組んだ環境では連携の作業が増えます。
弱い点:無料プランには勤怠もシフトのツールもないため、シフト表が必要なチームは、いちばん安いプランではなくProfessionalから始めることになります。
Homebase
HomebaseとBambooHRの比較は、小さな会社の情報収集でよく出てきます。解く問題が違うからです。BambooHRは勤務時間が決まっている月給制のスタッフ向けで、Homebaseは飲食店、小売店、ジム、サロンのように、毎週シフトが変わる時給制のチーム向けに作られています。

無料のBasicプランは、1拠点・従業員10名までです。基本的なシフト作成、タブレット、パソコン、POS端末で使えるタイムクロック、POSとの連携、90日間保存されるタイムシートが含まれます。Essentialsは年払いで1拠点あたり月額24ドル(月払いは30ドル)で、従業員数の上限がなくなり、高度なシフト作成、シフト交換、チームの連絡機能が加わります。Plusは年払いで56ドル(月払いは70ドル)で、休暇の管理と部門機能が入ります。All-in-Oneは年払いで96ドル(月払いは120ドル)で、オンボーディング、人件費の管理、HRとコンプライアンスのツールが加わります。
給与計算はアドオンで、月額49ドルに加えて、支払う従業員1人あたり6ドルです。チップの分配も別のアドオン、Tip Managerで、1拠点あたり25ドル(月払い)です。
弱い点:料金が拠点単位なので、小さな拠点が複数ある事業は、拠点ごとにプラン料金を払います。無料プランでは従業員同士のシフト交換ができず、タイムシートの保存も90日だけです。
Lattice
Latticeは、シフト管理や給与計算でBambooHRと競っているわけではありません。競っているのは、人事評価と人材育成です。

HRチームの主な仕事が、フィードバックの文化づくり、評価サイクルの運営、目標に対する成長の追跡なら、このリストの中でLatticeがいちばん細かく対応します。どの基本製品にも、1on1、週次の報告、フィードバック、Q&Aボードが含まれます。Performanceは1シートあたり月額10ドル、Goals and OKRsは8ドル、Engagementは4ドルで、いずれもシートごとの月額です。Compensation(プラス6ドル)とGrow(プラス4ドル)はアドオンとして売られています。
弱い点:シフト管理も勤怠管理も給与計算もないため、HRシステムの代わりではなく、横に並べて使うものです。
Namely
Namelyが狙うのは、入門レベルのHRツールでは足りなくなったものの、大企業向けスイートの費用と複雑さにはまだ踏み出せないミッドマーケットの会社です。とくに、福利厚生とコンプライアンスの負担が大きいところです。

給与計算、HR、オンボーディング、勤怠、福利厚生の管理が1つのシステムにまとまっていて、Namelyはソフトウェアの上に、給与計算と福利厚生の代行サービスも売っています。契約は月単位から最長3年までです。Namely Nowの導入は最短3週間で、アカウントの設定中は担当者がマンツーマンで研修すると、Namelyは説明しています。
料金:Namely Nowは従業員1人あたり月額9ドルからです。それより上のパッケージ(Namely Plus、Plus People、Complete)は、要件の確認を経て価格が決まります。
弱い点:無料トライアルはなくガイド付きツアーだけで、公開価格があるのは入門パッケージだけです。スイート全体の費用を比べるには、営業を通すしかありません。
自分のチームに合うBambooHRの代わりを選ぶには
最初の問いは1つです。BambooHRに足りないのは何か。
答えがシフトで働く人たちなら(出勤と退勤を打刻し、週ごとに時間が変わり、複数の拠点にまたがる人たち)、問題は、BambooHRのシフト管理が別料金のアドオンにあることです。複数拠点で複雑なシフトを組むチームには、Shiftonが向いています。主に必要なのがシフト表とタイムクロックだけの1拠点なら、Homebaseのほうが手軽で、無料プランは従業員10名まで入ります。
給与計算の正確さが問題なら、とくに業務委託者にもスタッフにも支払う米国の会社には、Gustoがいちばん的の絞られた答えです。費用だけが問題で、勤怠と休暇と基本的な記録があればよいなら、Zoho PeopleのProfessionalプランは年払いで1ユーザーあたり月額2ドルなので、20名で月額40ドルになります。同じ規模のBambooHR Coreは、定額で250ドルです。どれを候補にしても、契約する前に、自社のシフト表と自社の給与データの書き出しを使って、実際に試してください。Shiftonの無料プランは従業員10名まで使え、有料モジュールはそれぞれ最大60日間(GPSによる勤務場所の管理は10日間)試せます。
この比較に入っていないHRソフトの種類まで見たいなら、用途別の整理で、シフト管理を軸にしたツール、給与計算のプラットフォーム、フルのHRISを並べて見られます。
本当にRipplingと比べているなら
買い手の目には、BambooHRとRipplingは同じHCMの括りに入るので、両方を候補にするチームは多くあります。Ripplingがすでにリストにあるなら、シフト制に向いた選択肢を並べたRipplingの代替ツールの比較記事が、読みやすい一本です。
BambooHRの代替ツールに関するよくある質問
2026年のBambooHRのいちばんの弱点は何ですか?
シフト制のチームにとっては、シフト管理です。BambooHRにもシフト管理と勤怠管理はありますが、料金ページに金額のない別売りのTime & Attendanceアドオンの中だけで、基本プランの月額(1人あたり10ドルから25ドル)に上乗せされます。月給制のオフィススタッフなら、ほとんど気になりません。複数の拠点で出勤と退勤を打刻する事業では、HRシステムに払い、いちばん必要だった部分にもう一度払うことになります。
ShiftonはBambooHRの直接の競合ですか?
隣り合ったカテゴリにいます。BambooHRは従業員の記録、オンボーディング、人事評価を軸にしたHRISです。Shiftonはシフト管理、勤怠管理、シフトの運営を軸にしたワークフォース管理のプラットフォームです。主な問題がシフト表なら、BambooHRがアドオンとして売っている部分を、Shiftonがカバーします。
BambooHRの料金は、このリストの代替ツールと比べてどうですか?
BambooHR Coreは、従業員が25名を超えると1人あたり月額10ドル、25名以下なら月額250ドルの定額です。Zoho Peopleは年払いで1ユーザーあたり月額1.25ドルからです。Homebaseは拠点ごとの課金で、年払いで月額24ドルから、1拠点・従業員10名までは無料です。Shiftonは従業員10名まで無料で、それを超えると1人あたり月額1ドルにモジュール(0.50ドルから)が加わります。Namely Nowは従業員1人あたり月額9ドルから、Latticeは1シートあたり月額10ドルからです。Gustoは月額49ドルに1人あたり6ドルからで、Ripplingは従業員1人あたり月額8ドルに月額の基本料金が加わるプランを掲載し、総額は依頼に応じて見積もります。
BambooHRの従業員データを別のHRプラットフォームに移せますか?
はい。うまくいくかどうかは、データの量と、新しいベンダーが手伝ってくれるかで決まります。たとえばNamelyは、導入の期間中に担当者がデータの移行を支援すると説明しています。すべてを移す前に、一部のデータでテスト取り込みを必ず行ってください。
全員が時給制の職場には、どのBambooHR代替ツールが向いていますか?
複数の拠点に時給制のチームが散らばっているなら、シフトと勤怠を軸に作られたShiftonです。無料で始めたい1拠点なら、Homebaseです。Basicプランは従業員10名まで対応し、シフト交換はEssentialsプランからです。



